意匠は、物品に係る形状等であるため、意匠は物品と不可分となっています。
そのため、意匠の類否判断は物品面と形態面とから行います。
具体的には、対比する意匠の物品の類否,形状等の類否を判断し、総合判断します。
これをマトリクスで表すと以下のようになります。
物品 | ||||
同一 | 類似 | 非類似 | ||
形態 | 同一 | ◯ | △ | × |
類似 | △ | △ | × | |
非類似 | × | × | × |
すなわち、物品同一,形態同一の場合には意匠は同一、物品または形態のいずれかが非類似の場合には意匠は非類似、その他の場合には意匠は類似となります。